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わたしの本棚:Under the Rose 船戸 明里 著
2007-04-11 Wed 10:45
Under the Rose (1) 冬の物語    バースコミックスデラックスUnder the Rose (1) 冬の物語 バースコミックスデラックス
(2003/10/24)
船戸 明里

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アンダーザローズ 5―春の賛歌 (5) (バーズコミックス)アンダーザローズ 5―春の賛歌 (5) (バーズコミックス)
(2008/03/24)
船戸 明里

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アンダーザローズ略してアンダロ。
いつの間にか4巻が出ていたので、このついでに1巻の紹介。

19世紀ヴィクトリア時代の英国。かつて、グレース・キングは若く美しく、才気あふれる没落した公爵家の娘だった。
ロウランド伯爵と愛人関係にあった彼女は、二人の男の子を産み落とす。
ひとりはライナス、もうひとりはロレンス。
やがて彼女はロウランド宅で謎の死を遂げる。
母を殺したのは誰なのか?
今、ロウランド家にまだ10にも満たないロレンスを連れて引き取られたライナスは独り小さな世界に対抗する。


エマと同じ時代のお話で、表紙にもメイドなんかいるので、ぱっと見「メイドと少年のラブ物語?」とか見えますが
そういう甘さを期待していると割と裏切られます。

母の死の真実と、ロウランド家の人々の光と影。
あの時代の屋敷の仄暗い闇を、かすかな光を、繊細で神経質な絵柄そのままに
揺れ動く心の在り方を書ききる手腕は相当なもの。
かといって儚げとか幻想的すぎるということも無く、どちらかというと残酷な現実よりです。
非常にシビアな現実をライナスは突きつけられるわけですが、そこにはリアルがあり
ライナスの鬱屈と反発も非常に少年らしく、出てくる登場人物のすべてが多面性を持っているところが
深い人物描写となっています。

コミカルさは巻末あとがき漫画「マーガレットさん」で補ってもらうとして、
小説を読むかのような深く染み入る漫画が読みたい方にオススメです('v')

<12/15追記>
文庫版で再出版されたみたいですね。
アンダーザローズ冬の物語 (幻冬舎コミックス漫画文庫 ふ 1-1)アンダーザローズ冬の物語 (幻冬舎コミックス漫画文庫 ふ 1-1)
(2008/06/24)
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